南海高野線特急に、JR新快速利用による姫路〜明石の旅、紀伊半島一周、新幹線、リニモと多くの鉄道に乗った3ヶ月。
season3

週記帳

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【主な記事】
12月/新快速で姫路と明石へ(No.383)
1月/和歌山電鉄と紀州鉄道(No.384)・串本の初日の出と太地町(No.385)

日付なし ──時──分_No.386 Keyword:あいちポップカルチャーフェスティバル2017

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愛・地球博記念公園へ向かう

2017年1月7日。新年最初の遠出は、愛・地球博記念公園にて開催された
「あいちポップカルチャーフェスティバル2017」でした!
青春18きっぷ最後の1回分利用と同時に、米原から名古屋までの新幹線利用も試してみました。
(なお、新幹線に乗っている間、18きっぷはただの紙切れです!)
くそ、新幹線撮るの失敗した...!
新幹線乗車は10年来くらいだったので、絶賛興奮中でした!
さっすが新幹線、あっという間に名古屋に着きました!
短い区間でしたが、愛・地球博記念公園につくまでに約40分の時間短縮になりました。
ここからは中央本線の高蔵寺駅経由、愛知環状鉄道→リニモで愛・地球博記念公園に行きます。
リニモは、完全無人運転。鉄道空白地帯だった長久手市(元は長久手町)にも、
愛知万博を契機に路線が通りました、
大阪から、やっとの事で愛・地球博記念公園に着きました!

あいちポップカルチャーフェスティバル2017

会場マップ。公園全体の面積からすると、会場はほんの一部ではありますが、
多くの人が集まり、賑わっていました。
愛知県観光PRキャラクター「ひでっち」。大村愛知県知事をモデルにしたそうな。うーん。
こちらの特設ステージでは、プロの漫画家、イラストレーターさんによる
落書き《自由なお題での落書き》の実演がありました。
そして完成した作品、それぞれの作者の個性が出ていますね。
この後も、同ステージで声優さんのトークショーやライブなどが続きました!
痛車会場では、それぞれの趣向を凝らしたユニーク(?)な痛車たちが展示されていました。
特に私が反応した、新旧、魔法少女の痛車↓()

巫女服梨花ちゃん

Twitterで交流させて頂いている、学生レイヤーの七瀬ろぉちさんです。
「ひぐらしのなく頃に」より古手梨花(巫女服)のコスプレ。
実は、今回私がはるばる愛知までやってきた一番の目的が実はこれだったりしました(掲載許可済み)
ということで、ここからは私の撮影した七瀬ろぉちさんの
キュートなコスプレ写真をお楽しみください!(?)
最後には、同じコスだった璃菓さんも加わり、ダブル梨花ちゃんになりました。
コスプレ写真を撮影できたことで、ほとんど満足してしまったわたくし。
イベントはまだ続いていましたが、ここいらで大阪に帰りました!
行きの米原→名古屋であえて新幹線使ったからやはり帰りの快速だと長く感じてしまいました。おしまい(?)

日付なし ──時──分_No.384 Keyword:紀伊半島一周(前編)和歌山電鐵・紀州鉄道

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2016年大晦日から、2017年元旦にかけて、
青春18きっぷを利用し、紀伊半島一周の旅に行ってきました。

赤が1日目、青が2日目の予定ルートです。(指でなぞってるのでだいたいと思ってください)
和歌山線を経由して紀勢本線に入線、途中で寄り道(寄り鉄?)として和歌山電鐵、紀州鉄道にも乗りつつ、
潮岬で初日の出を見てからまた大回りして大阪まで戻ってくる目的の鉄道旅です。

和歌山線を通る

まずはJR大和路線、和歌山線経由で和歌山駅まで向かいます。
和歌山線を走る105系電車の奈良旅万葉ラッピング列車です。
2010年時点で『4-6年の期間限定』という記事があったので、もうじき見られなくなってしまうかもしれない。
吉野口駅ですれ違った近鉄電車。JRと近鉄が互いに向かいのホームに並んで停車します。
近鉄線は奈良県吉野へと向かうため、ここで当分のお別れ。次にすれ違うとすれば三重県の松坂〜津です。
こちらが105系電車の通常塗装。以前はクリーム色でしたが、2009年以降、青緑の塗装に順次変更され、
和歌山線・桜井線および紀勢本線で活躍する車両です。
橋本駅にて。向こう側は南海電鉄のホームです。南海は大阪難波と高野山を結びます。
早朝の時間帯、近鉄・南海と大手私鉄の車両をどちらも見れてラッキーでした。

和歌山電鐵のたま駅長

大回りしたのでようやく和歌山駅に着きました。
ここで和歌山電鐵に乗り換え、たま駅長で有名になった貴志駅に向かいたいと思います!
和歌山駅の9番線が、和歌山電鐵 貴志川線となっています。きっぷの購入もこの先の窓口で行います。
2006年に、南海より継承した路線ということもあり、駅名標は南海時代のまま。
1日乗車券を購入すれば、終点まで1回往復するだけでもお得に乗れます。
和歌山電鐵となってからは、非常にユニークで可愛い車両が走るようになりました。
こちらはそのうちのひとつ「うめ星電車」。撮影時点で、半年前に登場したばかりの車両でした。
こちらが車両の内部。
地元ローカル線とは思えないほど、特別な車両空間って感じです。
貴志駅到着!猫を模したかわいい駅舎です。駅の周辺はとても静かでした。
あー! あそこに! たま駅長いましたー!二代目だからニタマちゃん。
寝てて微動だにしなかったけど、置物では無くて、ちゃんと息しておられました♪
撮影する人(特に中国人と思わしき方々)が多かったので、あたりが落ち着いてから撮影。
おっと!起こしてしまった?
駅舎は小さな「たま展示室」のような雰囲気があり、面白いです。
再び和歌山駅まで戻ります。いろんな車両がありますね。撮りすぎて写真の選定に悩みます。
和歌山駅に着いてからこの先は、紀勢本線をひたすら南へ下って行きます。

紀州鉄道:日本一短いローカル私鉄

和歌山駅から約1時間。鉄道マニアの聖地? 御坊市内にやって参りました。
ここには、日本一短い(2.7km)ローカル私鉄の紀州鉄道が走っています。
駅舎だけを見れば何の変哲もないごく普通のJRの御坊駅に見えますが──
この駅の『0番線』が紀州鉄道線です。0番線って不思議ですね!
レールが敷いてありますから『鉄道』には違いないのですが、見かけはまるでバスのようです。
あたりにディーゼルエンジンのアイドリング音が響きます。『電車』の音じゃあ無い。
こちらの車両、かつては滋賀県の信楽高原鐵道SKR301形として運行されていた車両ですが、
2015年10月に運行終了したのち紀州鉄道に譲渡され、
2016年1月より紀州鉄道KR301形として運行が開始されたものです。
運行開始にあたって、扉付近に描かれたキャラクターも描き替えられています。
数名の乗客を乗せ、出発時間を待ちます。
2.7kmの短い距離ですが、JR御坊駅を含め5つの駅があります。
JR御坊の次は、学門、紀伊御坊、市役所前、西御坊。これで終わり。小学生でも全駅覚えられます。
いよいよ出発です。写真右はJR線、いっぽう紀州鉄道は出発後すぐに御坊市中心部へと方向を変えます。
運が良ければ一瞬だけJRとの並走も見られるらしい?
実際に乗ってみたら、左右にゆっくりのっそのっそと独特な揺れかたをしました。
一般的にイメージされる電車の揺れ方ではありません。
紀伊御坊駅の側線です。
かつての紀州鉄道の顔、キハ600形が静かに鎮座しています。
なんだか古めかしい感じがしますが、現役路線。
それもまた魅力といえるでしょう。
乗車時間わずか8分で終点西御坊です。いやー来て良かったー!
駅舎の老朽化具合が半端ない...が、これでも改修された後らしい。
午前中は駅員が配置され、入場券および乗車券を購入出来るようです。

紀州鉄道の廃線跡と駅めぐり

折り返しJR御坊駅への発車を待つKR301。
さて、終点であるはずの西御坊駅ですが、先にはまだ奥へと線路の跡が続いています。
現在の終着駅よりも先に、かつては日高川駅がありました。
1989年に廃止になった後、線路は30年近くにわたって事実上放置されています。
朽ち果てた踏切といい、線路といい、
ここまで主張するいかにも分かりやすい廃線跡も、全国的に珍しい部類に入るのでしょうか?
紀州鉄道かつての終着駅、日高川駅跡です。約30年前まで駅だった場所。
引き返し、徒歩で紀州鉄道線のそばをたどっていきます。
現在の終点のひとつ手前、市役所前駅。
その名の通り、御坊市役所のそばにある駅ですが、この通り無人駅です。
そしてこちらが、市街地側の中心駅でもある、紀伊御坊駅です。
日高川駅廃止よりもさらに10年前の1979年、開業50周年記念切符の売り上げによって新築された駅舎です。
こちらでは終日駅員が配置されており、中では紀州鉄道グッズが買えるようになっています。
検車と車両の留置に使われる側線(先ほど車内から撮影したキハ600形の姿も見えます)

国鉄御坊駅が市街地から離れた場所に設置されたことから、駅と市街地との連絡を目的に設立された「御坊臨港鉄道」が、紀州鉄道の直接の起源となっています。当初から経営難であり、モータリゼーションの波にも煽られて1960年代には廃線寸前となっていたこの鉄道。

しかし、(詳しいあれこれはひとまず省略するとして、)東京の不動産会社が、"鉄道会社のネームバリュー獲得"のために当該鉄道を1億円で買収し、「紀州鉄道」という壮大かつ大胆な社名に改名しました。実は現在、「紀州鉄道」と名のつくホテル・リゾート施設が主に関東〜東海にかけて存在しています。いわばこのネーミング自体が会社のブランドそのものとなっているわけです。

同じくかつて和歌山県にあった野上鉄道や有田鉄道とは異なり、大きい母体を持つため、現在まで続く路線となり、廃止となる心配をひとまず免れています。今や、御坊市自体、全国から鉄道ファンが訪れる"鉄道聖地"の一つに数えることができるでしょう。

これからも希望の星、奇跡の鉄道として末長く走り続けてほしいです。
時間も迫ってきたので、日高高校のアクセスに最適な学門駅より、JR御坊への復路として再び乗りこみました。
滞在時間1時間半があっという間でした。

串本駅へ向かう

御坊を後にし、後はこのまま串本駅まで向かいます。
普通電車の終点、紀伊田辺駅より、次の乗り換え電車を待ちます。
和歌山駅から続いた複線区間もここで終わり、この駅より先はいよいよ単線となります。
少しだけ時間がありましたので、青春18きっぷの特権により改札を出て駅周辺を一時散策しました。
紀伊田辺駅の駅舎は、非常に趣のある外観となっていますが、駅舎改築計画による建て替えがほぼ決定しています。
新宮行き普通電車がやってきました。これが2016年最後の乗車です。
串本に着いた頃には、あたりは真っ暗になっていました。
本州最南端の駅、串本駅です。大晦日に最南端というこの達成感。
予約していた串本の民宿にやってきました。荷物をおろして一安心。
歌番組を観ながら、こちらの部屋で新年を迎えました。

日付なし ──時──分_No.385 Keyword:紀伊半島一周(後編)潮岬初日の出・太地町

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本州最南端の初日の出

翌朝は、民宿の人が潮岬の展望台まで車で送ってくれました。とてもありがたい。
展望台にはたくさんの人が来ています。初日の出まで、あと20分……!
潮岬の初日の出、無事撮影できました。
改めて、あけましておめでとうございまーす!!
展望台から見える360度の景観も素晴らしい。
はるばるここまでやってきた甲斐がありました。
本州最南端の碑。子供の頃に親に車で連れてこられた時以来です。
自分にはその記憶が無いので、実質は初めて訪れたようなものですね。
(よく見るとあんなところに人が...撮影時点では気づいてませんでした)

太地町立くじらの博物館

特急くろしお!……には乗れませんでしたが、これより太地町まで向かいます。
(ちなみに上記車両は珍しい串本通過列車?でありましたが、思ったより綺麗に撮影できました)
太地駅下車、まさにくじらの町を象徴する駅舎です。
この駅には有人改札が無いので、列車の運転士に18きっぷを見せての下車となりました。
町営じゅんかんバスで、「くじらの博物館」までやってきました。
くじらの生態、捕鯨の歴史についての迫力ある展示がなされています。
ここではイルカショーも堪能できました!これは静止画ではなかなか難しい。
左前方に見えるのはシロナガスクジラの全身骨格標本(これは屋外展示につきダミー)
そして奥は自然プール(クジラショーのエリア)です。
ふれあいの浜、ふれあいの海、ふれあい桟橋と、ふれあい尽くしな名前のつく場所です。
桟橋より、イルカを間近に見ることができます。餌やり体験も出来るようになっています。
同じ敷地に併設してる海洋水族館にはガラスのトンネルがあり、
イルカの泳いでるところを真横・真下から撮ることができました。
クジラショーでのクジラのジャンプもなかなか迫力がありました!

太地町は、反捕鯨団体シーシェパードによる過激な抗議・妨害活動が問題となっています。特に、"とある映画"の公開により、負の意味で国際的に有名になってしまったところがあり、伝統と批判の間に揺れています。遊泳速度の速いクジラを追い込み漁によって捕まえる技術を有するのは太地町だけと言われています。食用に加工するために捕獲する他、ストレスを与えずにうまくトレーニングし、他の水族館施設などに向けての販売もしています。しかし、漁の"痛々しい側面"のみが、(歪曲あるいは誇張された形で)世界中に知れ渡ってしまったような印象がしてしまい、鯨漁師は"ジャパニーズ・マフィア"だというレッテルが貼られるなど、ただの文化の違いでは片付けることができない規模の話となっています。太地町がこの先どのような道筋を辿って行くか、今後も注目です。

新宮:熊野速玉大社

太地町を後にし、再び電車移動の旅です。

新宮駅にて、1時間39分の乗り換え待ちとなりました。
都会に比べると本当に電車の本数が少ないですね。
この駅がJR西日本とJR東海の境目の駅となります。
乗ってきた電車は、折り返し串本行きに変わりました。
1時間半もの間ただじっと待つのも勿体無かったので、
急遽観光レンタサイクルで周辺のプチサイクリングをすることにしました。
観光案内所でもらった地図を頼りに移動します。
こちらはユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の構成資産のひとつである、熊野速玉大社。
やはり元旦であるため、参拝者が非常に多いです。
車で来た人がほとんどでしょうか。
三重県との県境にある熊野川です。つまり、次の駅でようやく和歌山県が終わり。
長い道のり(鉄のり?)でした。
待つには長いけど観光にはあっという間でした。
もう長時間の乗り換え待ちは無いのでこの後はこのまま三重県側をまわって帰ります。

三重県の海側を走り抜けて行く

美しい太平洋の海。走る電車の中から撮っています。
乗っている間に撮った写真も鉄道写真に含めて良いなら、これも立派な鉄道写真といえるでしょう。
ひたすら、ただひたすら運ばれている感じ。
乗っていたら日が落ちてきました。
関西本線との乗換駅である亀山駅に到着した時には、すっかり夜となっていました。
この後、本来の予定としては行きの路線と重複しないような形で大阪に戻るつもりだったのですが、
家族とLINEのやり取りをしているうちに、兵庫県の祖父宅に向かうという話になったので、
急遽ルートを変更し、草津線を経由することにしました(草津駅より新快速に乗るため)。
こちらは緑一色113系車両です。

ということで、18きっぷ紀伊半島(ほぼ)一周の旅が、これで無事完了です!
関東以外で本格的な鉄道旅をしたのは今回が初めてだったので、いろんな発見や感動の連続で、大変思い出深い旅となりました。 南紀はのどかで素敵です。今回寄れなかった場所(特に三重県)を、また次回も旅したいなと思いました。自分にお疲れ様。

日付なし ──時──分_No.383 Keyword:新快速_姫路〜明石

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新快速で姫路へ

青春18きっぷ2016年冬版を買ってきました!私にとって最高の贅沢です。
初回はなおさんと一緒に姫路城手柄山中央公園明石市立天文科学館に行こうと思います。
こちらがJR西日本が誇る223系の新快速。特急券のいらない電車としてはぶっちぎりの最速クラス。
地元大阪から姫路まで、1時間ちょっとで結んでくれます。
18きっぷ旅として考えると短すぎる区間ですが、
およそ大阪環状線以南の駅(大阪府内)から往復すれば1000〜1500円ほどお得になるのでまぁまぁ。
撮影:なおさん
あっという間に神戸を過ぎて、明石海峡大橋のそばを通過(垂水駅〜舞子駅付近)。
ちなみに、神戸の須磨駅から明石駅にかけては、準大手私鉄の山陽電車との並走区間となります。
明石海峡大橋より東の区間では山陽電車が山側にありましたが─
撮影:なおさん
西の区間では山陽が海側を走り、JR路線とぴったり並ぶので、山陽の車両と海を両方見れる瞬間があります。
なおさんがお持ちのアプリ(リアルタイム位置情報取得)によると、およそ時速126km。
大阪駅から姫路駅までの路線の距離が約88kmとのことなので、
なるほど駅停車や加速・減速の兼ね合いを含めても1時間で着くのは納得ですね。

世界遺産:姫路城

撮影:なおさん
姫路駅に到着しました!さすが新快速、新幹線がいらない速さです。
撮影:なおさん
駅ビルの中にある観光案内所より、観光レンタサイクルの手続きを行いました。
姫路マップも入手し、これで楽々姫路市内のサイクリングといきます。
撮影:なおさん
まずは姫路城に着きました。駅の北1kmほどのところにあるので、自転車ならすぐに着きます。
白鷺城とも言われる真っ白なお城。このサイト開設後の2010年、2013年に続いて3度目の訪問です。
姫路城のチケット売り場入口より少し南の付近に、観光レンタサイクルの駐輪場がありました。
いよいよ大天守の中へ。さすが世界遺産。圧倒的な存在感。
最上階(六階)より姫路市街を望む。
姫路城はただただ美しかったです...!

姫路モノレール軌道跡

続いては、『姫路モノレール(※)』の軌道跡を巡ります!赤丸がかつての駅、そして緑の線がその路線です。

※かの大阪万博開幕4年前の1966年、姫路城昭和の大修理を記念して、手柄山で『姫路大博覧会』が開催されました。
『姫路モノレール』とは、姫路駅から博覧会会場への輸送という名目で開通したモノレールで、
途中、大将軍駅を経て手柄山駅までを結ぶ、全長1.6kmというとても短い路線でした。
ゆくゆくは市内に環状路線を建設し、日本海側の鳥取や舞鶴にも延伸する!
───という壮大な構想が打ち立てられていたものの、
博覧会の終了後は客足が激減し、1974年までのわずか8年という短命で運行休止、1979年に正式な廃止となりました。
撮影:なおさん
こちらが、残念ながら解体工事中であった旧大将軍駅です。ちなみに手前で写真撮ってるのが私...^^
朽ち果てて分かりづらいものの、ビルの前(写真右側)にあるツタの張ったようなものはモノレールの橋脚です。
かつては、ビルの4階部分をモノレールが通っており、当時としては近未来のような様相を呈していました。
よく見ると商店の屋根の上にも謎の突起物が。これも橋脚。
昔はこの上をモノレールが走っていたのですね。とても不思議な光景です。
旧大将軍駅から先にも、モノレールの軌道跡が残っており、
なんだか当たり前のように町の風景に溶け込んでおりますが、
放置されすぎて崩壊の危険が出てきているため、少しずつ取り壊されているようです。
逆にいえば、よく50年もの間堂々と残っていたものですね。
モノレールの軌道はしばらく船場川沿いを進み、途中で山陽新幹線の高架下をくぐります。
この先、JR山陽本線の高架の前後で軌道跡が途切れていますが、どちらも高さがほぼ同じであることから見ると、
姫路モノレールの開業時にはJR線は地上を走っていたのでしょうね。撤去するのもなかなか大変。
まだまだこれだけの距離の軌道跡を見ることができましたが、見るからに老朽化しており、
今どんどん取り壊しが進んでいるので、次に来た時にはすっかりなくなっているのでしょうか…。
船場川を渡る橋の両側に残る軌道跡。
知らない人が写り込んでしまったけれど、高さ比較にはなりますね^^

手柄山交流ステーション:モノレール展示室

手柄山の駐輪場に自転車をとめ、2011年4月にオープンしたモノレール展示室まで来ました。
こちらがかつて昭和の姫路の町を走ったモノレールの保存車両です!
撮影:なおさん
天井には、今はあまり見られなくなってしまったファンデリア(扇風機)。
やや狭い印象こそあるものの、カバー付きの照明に横引きのカーテンもあり、
1966年当時の最新鋭を結集したオシャレな内装だと思います。
撮影:なおさん
運転台のこの感じ。うまく表現できませんが時代を感じます。
ホームにある時刻表も時計も、当時を忠実によく再現している。
また室内放送で、当時の運行案内が流れて来ました。
撮影:なおさん
壁際には当時のままの広告が。山陽電車の須磨浦山上遊園は、大阪や姫路からの直通電車が運行され、
テレビCMも繰り返し放映されて、手近な観光スポットとして人気を集めていたそうです。(今でもあります!)
姫路モノレールに関連した道具や車両部品、図面、写真資料などの常設展示も行われています。
モノレール現役時代の映像も投影されており、これを見ると本当に走っていたんだなと実感しました。
姫路大博覧会の会場となった当時の手柄山中央公園の精巧なジオラマがありました。
可愛らしい車両のミニチュアが高架上を行き来します。
撮影:なおさん
入り口から一番奥にあったこちらのジオラマは、おそらく当時の航空写真とともに、
実際の路線感覚のまま拡大されていて、分かりやすくなっています
撮影:なおさん
西洋のお城のような「手柄山交流ステーション」。
ここがかつての手柄山駅および車庫として使われていた建物なのだから、面白いです。
撮影:なおさん
手柄山中央公園には、ほとんど当時のまま残されたパビリオンがあります。
ロックガーデンとかスリラー塔とかすごい名前がついています。
こう見えて付近は迷路のようで、小さな橋や螺旋階段がたくさんあって楽しかったです。
工事してて入れないところがありましたが、入れた部分だけでもなかなかでした。
撮影:なおさん
離れた場所でなおさんに撮ってもらいました。ちょっとかっこつけてる私。
遠くに山陽新幹線と姫路城が見えます。なかなか姫路らしい光景でありました。

明石市立天文科学館

撮影:なおさん
姫路の次は、大阪方面(東)に戻ってくる形で明石に来ました。明石駅は山陽電車との共同使用駅です。
これから明石市立天文科学館へ行きます!
ここで、あえて18きっぷにはお休みしてもらい、山陽電車に乗り換えて一駅先の人丸前駅まで行きました。
JRも並走していますが山陽電車の方が駅が細かいのです。
天文科学館は明石駅からでも歩いていける範囲ですが、わざわざ山陽に乗り換えた理由。それは─。
天文科学館が、日本標準時を決める135度子午線を通る場所に作られており、
人丸前駅のホームもまた、135度子午線上を通るからです。駅のホームに135度子午線が通るのはここだけ!
マンホールもこの通り。いまちょうど子午線の真上
いよいよ天文科学館に入ります。
1960年に開館、姫路モノレール開通の時には既に存在したという、歴史ある科学館です。
日本で最初に竣工された科学館なのだそうです。
中ではプラネタリウムを見ました。
こちらの投影機、日本国内で現役最古、世界でも5番目に古いというからすごい。
上映時間中は...気持ちよくて途中から寝てしまいました...^^
展望台もまた子午線が通る場所です。
展望台から見ると明石海峡大橋がよく見え、山陽とJRの並走も観れて面白かったです!

この後はというと、実は神戸にも寄りましたが、夕方以降の時間帯ということもあってうまく写真が撮れず、まとまりが悪くなってしまったのでこの記事ではカットすることにしました。神戸はまた次の機会でちゃんと行ってみよう。

日付なし ──時──分_No.382 Keyword:南海高野線特急「こうや」

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南海難波駅

朝より、南海特急こうやに乗って和歌山県の高野山に行きます!
『紀伊山地の霊場と参詣道』として世界遺産にも登録されている区域の一部です。
(...実のところ高野山に行きたいというよりは特急に乗りたかったというのが大きい)

大阪の中心地難波より、聖地高野山へ向かいます。

高野線特急「こうや」

こちらが昭和58年生まれの南海30000系電車、高野線特急「こうや」
(国内最大級の私鉄である)近鉄に馴染んで来た私にとって、南海は路線図が分かりやすいという印象があり、
競合路線も少ないので、私のような鉄道初心者にはとっつきやすい気がした。
都会...→...住宅地...→...そして田園風景...
ここまでは約40分、快調なスピードで走って来ましたが、
JRの駅でもある橋本駅を過ぎると単線となり、徐々に山岳鉄道の様相を呈してきます。

残りの約40分は、山の裾を原付並みの速度でゆっくりと走り抜けて行き、あとは終点までノンストップです。
鳴り響く、車輪と線路の急カーブに軋む音がまた良いものです。

極楽橋から高野山へ

終点、極楽橋駅へ到着。
右が乗って来た特急こうや、左は天空という特別車両です。
極楽橋からはケーブルカーに乗り換えます
"ようこそ 世界遺産 高野山へ"
高野山駅に到着です!ここから先はバスで高野山の各方面に向かうことができます。
他の用事との兼ね合いで実質3時間ほどしか観光の時間を確保できなかったため、
安くて早くて効率の良いルートを自分なりに考えました。ということで最初は大門へ。

大門

これはまさに"大門"の名にふさわしい、堂々たる風貌ですね。
撮影時(10時頃)の気温は10.9度でした。
こんなところにもコンビニがありました。
当初は高野山にコンビニなんて要らないと言う意見もあったそうだが、
夜に買い出し出来ない状態だったので今では僧侶の方も利用するようです。

壇上伽藍と金剛峯寺

徒歩圏内に、非常に沢山のお寺やお堂が密集していました。
高野山の広告にもよく登場する壇上伽藍。

こうやくん

あらゆる所に、ゆるキャラの『こうやくん』がいて目を惹かれました。
高野山の散策でこれを探すのもなかなか楽しい。

奥之院

そしてこちらは奥之院。バスの降り口によっては短く行けるルートもありますが、
正規のルートで行くと2kmの長い参道が続きます。
戦国武将のお墓・慰霊碑がたくさん見られる道です。
(途中で少し寄り道してしまいました。ここは冬の間スキー場になるようですね。)
(なんというかこれは...私のコメント能力より写真の方が圧倒的にまさってしまった例です。)
そして奥の院へ。手前に撮影禁止の札がありました。ここは、文字通り本来の意味での"聖地"。
確かに、そういうことをするのもはばかれる程の、良い意味で張り詰めた空気がありました。
参拝者がかなり多く、静かな緊張感がありました。これは実際に行ってこそ実感できます。
短時間滞在の予定でしたので、「奥の院前」より高野山駅までバスで引き返しました。
ただひたすらに清らかな場所です。
特急こうやの快適さと、聖地の空気を両方味わうことが出来てよかった。