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東京へ…

新宿・東京都庁

うみねこのく頃に 聖地巡礼第一弾、東京・千葉編。
という事で 2015年9月26日、大阪より夜行バスに乗って東京・新宿までやってまいりました。


駒場公園

まずは、新宿より小田急電鉄に乗車し、東北沢駅で下車(渋谷からは京王電鉄で駒場東大前下車)。
右代宮本家のモデルとなった屋敷がある駒場公園へと向かいます。目黒区のほぼ北端です。

右代宮本家外観

右代宮本家/旧前田侯爵邸洋館うみねこのなく頃に

広大な緑に囲まれた公園の中を進むと、荘厳な雰囲気をまとった旧前田侯爵邸洋館が見えてきます。
駐在武官の前田利為侯爵によって1929年に建てられた建築物で、その外観はまさに右代宮本家ですね。


右代宮本家/旧前田侯爵邸洋館うみねこのなく頃に

完成当時は東洋一の邸宅と称えられ、全盛期には100人以上の使用人がここで従事していました。
1960年代に土地と洋館を都が買収し、2002年まで東京都近代文学博物館として利用されてきました。

その後、2013年に国の重要文化財に指定されました。
現在は、土祝日のみ無料で建物内部を見学できます。
内部にもうみねこの背景があるので、早速巡っていきましょう。

屋敷サロン〜肖像画ホール

ベアトリーチェと戦人/サロン展示室うみねこのなく頃に

玄関でスリッパに履き替え、1階の見学へ。入口より右端にあるサロン展示室(旧応接室)に進むと、
アニメのエンディング映像にて ベアトリーチェと戦人が並んで椅子に座っているシーンになります。


シャンデリア/サロンうみねこのなく頃に

展示室1,2(旧サロン)の天井には、EP3でベルフェゴールが飛び乗ったシャンデリアがあります。
そのほかEP6の大聖堂のシャンデリアとしても登場しました。現実世界では今はLED電球のようです。


ベアトリーチェの肖像画ホール/小食堂うみねこのなく頃に

展示室4(旧小食堂)は、一見なんでも無いような小部屋ですが、実はベアトリーチェの肖像画ホールです。
肖像画は後から合成されたもので、実際はテラスへ出る扉になっています(ここからの出入りは不可)。

屋敷の階段

屋敷階段/旧前田侯爵邸洋館1階うみねこのなく頃に

続いて屋敷の2階へ向かいます。この階段も原作ファンには馴染みの深い光景。
本編ではこの階段を上った先に肖像画があった…はずなのですが、実際の部屋は1階だったのですね。


屋敷階段/旧前田侯爵邸洋館1階うみねこのなく頃に

金蔵の書斎へ向かう楼座の背中に黄金の蝶が止まった、あの階段です。

屋敷のホールと廊下

階段ホール/旧前田侯爵邸洋館2階うみねこのなく頃に

2階にあがった先にある階段ホールも豪華な作りをしています。
これは屋敷玄関方向(西向き)に撮影したもの。まさに原作背景通りの光景です。


/旧前田侯爵邸洋館2階うみねこのなく頃に

順路に従って少し進んだところで先ほどのホールを撮影。
EP3魔女幻想では ここで戦人が羽ペンでサインをしました。
よく見ると、ホールの隅に柱時計があります。この時計はもしや…!


ーーーーーー

EP7お茶会で登場した爆破装置と連動する柱時計です。原作背景に手すり部分は存在しませんが、
詳しく比較検証した結果、肖像画ホール同様のデジタル加工で手すり部分を消した可能性が高いです。


ーーうみねこのなく頃に

屋敷2階は中庭を中心として回廊のようにぐるりと一周できます。
立派な洋風邸宅ながら、中には畳の敷かれた厚生室(使用人の部屋)もあり、ユニークです。


ーーうみねこのなく頃に

同じ廊下の方向違い(対面)です。
朱志香がサソリのお守りを夏妃に託したシーンなど、廊下も非常にたくさんのシーンの舞台となりました。

魔女の貴賓室

ーーうみねこのなく頃に

魔女の貴賓室となった旧寝室。原作背景の撮影時には応接セットが置かれていたようですが、
私の来訪時にはベッドや化粧台などが設置され、展示用のレイアウトとなっていました。


ーーうみねこのなく頃にうみねこのなく頃に

こちらの2枚も同じく魔女の貴賓室。昭和一桁の時代に、このような豪華な寝室が作られていたのですね。
現在はロープが張られているので、これ以上入ることはできません。


ーーうみねこのなく頃に

こちらの照明も、旧寝室の窓際にあります。
奥に入れない以上、今ではズームして撮影するしかありません。


ーーうみねこのなく頃に

隣にある夫人室のカーテンです。旧寝室の応接セットはこの部屋に移動していました。
1階は客人が入る事が前提となった作りでしたが、2階はプライベートな雰囲気の部屋が多いですね。

夏妃の部屋(天井と窓)

ーー

最後に、夏妃の部屋の天井と窓のシーンに使われた旧書斎…ですが、残念ながらここも入れません。
どうやら2009年までは自由に入れたようですが、現在は旧寝室と同様にロープで仕切られています。

2009年以前の旧書斎には家具が設置されておらず、
単に絨毯が敷かれていただけのようです。


ーーうみねこのなく頃に

夏妃の部屋の天井…場所的には合っているのですが、角度はまったく違います。
書斎入口付近からではどうしても撮影不可能な背景となってしまいました。


ーーうみねこのなく頃に

撮影位置こそ惜しいですが、なんとかうまく撮影出来たといえるのはこちらの窓くらいでしょうか。
(ここだけは左右反転でごまかせないこともないだろうが…)


ーーうみねこのなく頃に

夏妃の部屋の窓際 これは1階の同じ場所(先程のサロン展示室)で撮影しました。
扉や窓の配置はほぼ同じです。旧寝室や旧書斎に立ち入り出来るのはここを管理している職員だけでしょうね。

一部惜しいところもありましたが、
聖地巡礼で見逃されがちな場所もちゃんと撮影できたと思います。

追記:旧前田侯爵邸洋館は、2016年7月から2018年9月末まで、保存整備工事による長期休館となりました。
この整備工事によって、立ち入り可能区域や内装に何らかの変化がもたらされる可能性も十分考えられます。
将来、巡礼される方は、その点をご了承ください。